闇の足音


ううーん...
恐怖!

なんか、先輩でやったらグイグイくる人がいるんですよ。
おなごです。

まー、ね?可愛いんですよ、それなりに。
可愛くてグイグイくるってんなら、ま、僕もまんざらでもないですよ。

しかし、なぜかは分かりませんが
僕の闇レーダーにすこしひっかかるんですよね。

今日ボソッと呟いた
一年の時ほぼ全部の単位落とした
とのことばを聞いてからなおのこと闇レーダー反応中です。

...ふつーなのか?
なにしたらおとすんだ...?
だから一年と同じ講義とってたのか...



で、さっき
今図書館にいるからさっきの続きしよ?
ってのがきまして。

この響き!魅力的!
(さっきの続きとは一緒にやってた課題のことです。)
しかしまー、僕すでに帰宅中だったんで
お断りしました。



根拠とか、べつにないんだけど。
なんか怖い。

今まであってきた闇の住人たちは
こちらから会いに行かない限り、エンカウントするなんてことはほぼあり得ないわけじゃないですか。

しかし、彼女は大学にいけばいるわけで
僕は大学にいかなければならないわけで

もし、闇の住人だったら
三年は逃れられない...



ヒェッ...



いや、気のせいだとは思うんですが...

でも、仮に闇の住人だったとしても
下の下ですよ。多分。


大丈夫大丈夫...
あわてない、あわてない...